【FX突撃取材!】9月27日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年9月27日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月27日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、上昇通貨は上位よりはカナダドル(+0.92%)、スイスフラン(+0.86%)と続いた。それ以外の通貨は下落に転じているが、その下落最上位は円(-0.68%)だった。円は全ての通貨に対しパフォーマンスで劣り、結果、クロス円が上昇している。先週は新興国も含め、多くの中央銀行が金融政策の発表を終えた。注目のFOMC(連邦公開市場委員会)では年内のテーパリング(量的緩和の縮小)開始、来年半ばで終了の方針が示され、不透明感の後退から、為替市場ではクロス円の買いが優勢となっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は一連の中銀の金融政策の発表を終えていることもあり、その賞味期間、着地点を探る展開だろう。月末月初をむかえ、四半期末、日本では半期末でもあり特殊な資金フローの発生には十分注意したい。明日28日(火)~29(水)の予定でECBフォーラムが開催予定、30日(木)の日本時間午前0時45分から主要中銀の総裁や議長が対談する。総じて、コロナ後の金融正常化への議論は深まり、不透明感の後退はセンチメントの改善、クロス円の押し目買いを検討している。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で110.00~111.60円、ユーロ/米ドルで1.1650~1.1800ドル、ユーロ/円で129.00~131.00円を予想している。
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