【FX突撃取材!】4月12日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年4月12日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■4月12日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の動きを振り返ると、上昇通貨は、上位よりスイスフラン(+1.94%)、ユーロ(+1.20%)、円(+0.94%)と続いた。これら3通貨に共通するのは、中央銀行がマイナス金利を採用しており、先々週までのドル高の資金調達(ファンディング)通貨になっていたという点だ。さらに、経常黒字国(圏)でもあり、ドル高の一巡後、貿易決済等からの自国通貨買いが意識された側面も大きい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先々週までのドル高をけん引してきた米金利の上昇だが、足元で一服となっている。金利の再度の反転上昇を占うという点で、今週は明日13日(火)に発表される米3月のCPI(消費者物価指数)の結果に注目している。先週9日(金)に先行して発表されたPPI(生産者物価指数)が上振れたことで、この先の物価関連指標の過熱が早くも意識され始めた。昨年2020年同時期、新型コロナの感染拡大から経済は大きく委縮した。反動から、今年はこの先の夏場に向けて、前年比で比較した場合、過熱を示す経済指標が続出する可能性がある。米金利の再上昇は半ば必然で、ドルの押し目は丁寧に買いだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.80~110.60円、ユーロ/米ドルで1.1820~1.2000ドル、ユーロ/円で129.50~131.50円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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