【FX突撃取材!】3月8日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年3月8日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月8日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、下落通貨では上位から、スイスフラン(-2.45%)、円(-1.73%)、ユーロ(-1.33%)と続いた。共通するのは中銀がマイナス金利を採用しており、ドル買いの資金調達通貨となっている。米金利の上昇から、全般ドル買いが優勢となっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
スイスの銀行は、顧客情報を国家にも漏らさないことで有名だ。これを前提に、これまで世界の富裕層が、スイス国内に多額の資金を置いてきた。今、長期に渡るスイス中銀のマイナス金利の採用、さらに、米国などでの金利の上昇もあり、スイス国内に資金を置く理由が揺らぎ始め、国外に資金が流出し始めている。今週は、11日(木)にECB理事会が開催され、その後、ラガルドECB総裁が会見にのぞむ。これまでECB高官から、昨年2020年からのユーロ高に対し繰り返しけん制発言がなされた。今回の理事会も、声明や会見を通じて、同じような情報発信がされる可能性が高い。ユーロ/米ドルは、100日移動平均を割れてきており、戻りは売りだろう。米ドル/スイスフランも押し目は買い、ドル買いスタンスは継続。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で107.70~109.70円、ユーロ/米ドルで1.1750~1.2000ドル、米ドル/スイスフランで0.9250~0.9430フランを予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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<米ドル/スイスフラン 日足チャート>
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