【FX突撃取材!】10月12日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年10月12日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月12日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米大統領選の第1回テレビ討論会、トランプ米大統領の新型コロナの感染を通じて、民主党のバイデン元副大統領の当選確率がにわかに上昇、上下両院民主党との予想も増えてきた。巨額の財政出動を織り込み、米国債は売られ金利は上昇。一方で財政赤字拡大⇒ドルの信認低下を織り込み、為替市場では主要通貨に対しドルは下落歩調となっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
新型コロナの感染拡大で、米国ではこれまで3兆ドル規模の財政出動を実施。財政赤字は過去最大規模まで拡大している。大統領選に前後して、ここに追加の経済政策が加わることで、さらに財政赤字は拡大。米議会予算局の試算では、2021年度の米国の財政赤字の対GDP比率は104.4%まで上昇する。この悪化は、第2次世界大戦終了後の1946年の106.1%以来の水準で、この先もこの傾向は続き、2050年には195.2%とほぼGDPの2倍に拡大すると試算している。流石にここまで悪化すると、世界最高水準の米国債の格付けも維持されるはずはなく、ドルの信認低下となる可能性が高い。急に浮上したドルの信認低下のテーマで、引き続きドルの戻りは売りだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で104.70~106.20円、ユーロ/米ドルで1.1750~1.1950ドル、英ポンド/米ドルで1.2900~1.3250ドルを予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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<英ポンド/米ドル 日足チャート>
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