【FX突撃取材!】6月1日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年6月1日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月1日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週の為替市場は、欧州復興基金の実現性が高まり、主要通貨に対してユーロが上伸した。週末にかけては、月末ロンドン仲値の資金フローも援軍となり一段高、ユーロ/米ドルは、5月29日(金)には先週の高値1.1145ドルまでの上昇となった。米ドル/円の週間のレンジは86銭にとどまり、やや市場の焦点から外れている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
ユーロ/米ドルは節目の1.1000ドルを明確に上抜け、今月中旬に予定されているEU首脳会議に向け、堅調推移が続くとみている。英国では、マイナス金利の採用の可能性が高まっていること、ジョンソン英首相がEUとの交渉期限を延長しないと強硬姿勢を変えていないこともあり、ユーロ/英ポンドも底堅く推移するとみている。先週末に終了した中国の全国人民代表大会(日本の国会に相当)では、香港国家安全法を採択、1997年の香港の中国返還時に約束された、2047年までの高度な自治の原則は破られた。ここまでの米政府の対応は、香港に対する優遇税制の廃止等にとどめているが、11月の米大統領選に向け、中国批判は強まるだろう。先週に続き、オセアニア通貨の戻りは売りとみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、ユーロ/米ドル1.1000~1.1280ドル、ユーロ/英ポンドで0.8900~0.9130ポンド、豪ドル/円で70.00~72.50円を予想している。
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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<ユーロ/英ポンド 日足チャート>
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<豪ドル/円 日足チャート>
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