【FX突撃取材!】6月11日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2020年6月11日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。。
■□■6月11日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米連邦公開市場委員会(FOMC)が、少なくとも2022年末まではゼロ金利を維持する見通しを示した事や、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「雇用が戻るには何年もかかる」「利上げの『り』の字も考えていない」と慎重な見方を示した事でドルが続落。本日11日(木)朝方には106.90円前後までじりじりと下値を切り下げて5月15日以来の安値を付けた。足元ではFRBの大量供給によるドル余剰観測や、ゼロ金利長期化観測を背景にドル安がトレンド化しているだけに、こうした流れに逆らうのは得策ではなさそうだ。ただ、同じ安全通貨に位置付けられる円に対して一方的にドル安が進む公算は小さいだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
FRBがゼロ金利長期化を示唆した事でリスク・オンの流れが続くとすれば、ドル売りの対象は豪ドルなどに向かいやすいと見る。また、シカゴ通貨先物市場の取組みで確認できる投機筋のポジションは円買い越しのため、米ドル/円の106円台はショートカバーが入りやすい水準と考えられる。5月13日安値の106.74円前後や日足一目均衡表の雲下限106.45円前後はサポートになりそうだ。
<米ドル/円 日足チャート>
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