【FX突撃取材!】11月16日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2021年11月16日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■11月16日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
イメージとしては、米ドル/円の112円台で鉄板が見えたという感じだ。非常に底堅い112.70円付近では、機関投資家なのか買いが引かず、マーケット全体で売りで攻めたものの全く動かずで、結果ショートが溜まって現状まで持ち上げられた形だ。ただ114円台もレベル感で見るとどうしてもショートになってしまうので、イメージとしては買いづらい。ここから114.50~114.60円を抜けていけば115円台の目がありそうだ。チャートの形からしても下値が非常に堅い。米長期金利も1.6%付近まで上昇していることや、31年ぶりの米消費者物価指数の好結果などを考えても、インフレ的なものが徐々に出始めているようだ。そういったことを考えても金利は下がりそうにない。テーパリングはもうスタートしたが来年の夏に向けて着々と進んでいくだろう。現状の日米の景況感の差を考えても米国のほうが良好。さらに利上げに舵を切っている分もあり、米ドル/円は下がりきらないのではないだろうか。また日本の機関投資家としては金利差が1.6%もあれば、やはり外債投資に乗り出したいところ。そのため、余計に米ドル/円が下がったところは買いたいという意欲が強いのではないだろうか。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは112.80~115.50円。現在、ユーロ/米ドルが完全に下を向いてしまっているが、この動きがあるとドル買いが強まるため、同時に米ドル/円も上を狙うと想定している。よって米ドル/円は115円台には乗っていくだろう。トレード戦略的には、本来は112円台で買いたかったのだがもうそこまで下がることはなさそうなので、113円ミドル以下を引き付けて買い、その後115円を突破したとしても115.50円手前ではロングはしっかり利食いたいと思っている。
<米ドル/円 日足チャート>
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