【FX突撃取材!】7月6日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2021年7月6日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■7月6日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週2日(金)の米雇用統計は期待外れの結果となってしまった印象だ。しかし実際は、事前に発表されたADP全国雇用者数や新規失業保険申請件数が非常に良い結果だったため、マーケットの期待が高まり過ぎて、そういう印象になってしまった訳だ。しかし非農業部門雇用者数こそ予想よりも良かったが、失業率自体は上がってしまい、平均時給が予想よりも低かった。よって雇用統計後の上昇を見込んでロングを作った参加者からすると、結果を見ればインフレ懸念がないため早々にテーパリングという見込みが遠のいてしまい、失望売りをした形。また、金利の上げ方向で考えていた参加者も完全に肩透かしを食らってしまった。ただ実は雇用統計のそれぞれの数値を単体でみるとさほど悪いというわけでもなく、どちらかといえばよかったように思う。よって、ここからさらに米ドル/円が110円台をどんどん売り下がる感じでは無いと思うので、この失望売りの流れは、さほど長くは続かないと思っている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは110.25~112.20円。戦略としては十分に引き付けて買い場探しをしたい。流れ的に、雇用統計後に盛り下がった人たちが、もう一度押し目を買ってくるのではないかというスタンスでみているので、押し目はやはり待ってから買いたい。また、本邦輸出企業の動きとして、下の方ではおそらく慌てて売ってくることはないとみており、売りを仕掛けてくるのはおそらく、111円のミドルアッパー辺りからだろう。なのであまり追いかけて高値をどんどん買って行く相場ではないと思うので、慎重に買い場を待ちたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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