【FX突撃取材!】11月30日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2022年11月30日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月30日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は米景気後退リスクがちらつくほか、中国政府のゼロコロナ政策に対するデモが活発化したこともリスクオフの円買いで反応しており、ややダウンサイドが意識される展開。しかし、日足レベルでは長いヒゲが散見しており、大きめレンジからは抜け出すことができていない。レンジから抜け出すべく、ここからのスケジュールを見てみると明日12月1日(木)にパウエルFRB議長講演、PCEデフレーター、ISM製造業景況指数、明後日2日(金)には米雇用統計とビックイベントが続く。特にはブラックアウト期間直前のパウエルFRB議長が何を語るかには注目が集まっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
本日30日(水)は月末で、11月のドルが大きく下落していることを考えると月末リバランスではドル買いかもしれない。ロンドンフィックスの数時間前からいつでも入れる準備はしておきたい。ただ、明日12月1日(木)日本時間未明にはパウエルFRB議長の講演があるので発言の前にはポジションはスクエアにしておく必要がある。米ドル/円はCPIの下落からロングポジションが溜まっており、なおも参加者の買い意欲は旺盛なだけにダウンサイドの燃料は十分。パウエルFRB議長が「ハト」であればダウンサイドに走るだろう。一方、パウエルFRB議長が前回FOMCで伝えたターミナルレートが高くなると改めて強調すれば、マーケットの楽観ムードが剥落しドル上昇のシナリオも十分ある。バランスの取れた内容だと動けないが、「タカ」「ハト」がしっかりした内容であれば翌日の東京市場からでも第二派を狙えるのではないだろうか。
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