1度に11日分も!ゴールデンウィークのスワップ金利の付き方を調査![※4月22日に追記※極力リスクを少なくして11日分以上のスワップ金利を取得する方法も]
巷で騒がれている様に今年のゴールデンウィークは10連休!
それによって、スワップ金利が1度に10日分以上付く日があるという噂が。。。
その噂が本当かどうか、主要FX会社の『ゴールデンウィーク前のスワップ金利の付き方』を調べてみました!
調査の結果、
多くのFX会社でスワップ金利が11日分付く日がある事を確認!
その事実だけで色々妄想してしまいますが、
表を見ると、大きく分けて4種類のFX会社がある事に気が付きます。
①1度に11日分付くFX会社
②3日分と8日分に分かれて付くFX会社
③通常の水曜日と同じく3日分付くFX会社
④1日分しか付かないFX会社
この事実から、、、
・美味しいのは1日だけじゃない?
・為替変動の影響を受けずにスワップ金利を得る方法もある?
という事に気付いた人も多いはず。
羊飼いは現在旅行中なので、時間に余裕があれば追記したいと思います。
※週明けまでには・・・
ドル円以外も調べてみました!
>>>>>ゴールデンウィークのスワップ金利★ユーロドル&豪ドル円版![なんと、ドル円とは違う日に11日分]
★☆★これ以降4月22日朝6時追記
米ドル円のスワップ金利は、4月9日の段階で1万通貨あたり80円前後です。
>>>>最新のスワップ金利の記事
80円の11日分は、880円です。
スワップ金利はFX会社によって違うのでおおまかにこれくらいレベルで考えて下さい。
これは、レートの変動で考えると、1万通貨あたり8.8銭と同じ事です。
一方、
米ドル円のスプレッドは0.3銭のところが多いです。
これは、1万通貨あたり30円の変動に値します。
つまり、
通常時に米ドル円を買って為替レートが変動しないうちに決済を行うと30円の損が出ます。
ここで、
前述の11日分のスワップ金利の話と合わせると、
→スワップ金利が付く前に米ドル円をロングし、
→スワップ金利付与後、
→スワップ金利付与で貰える880円分未満(=スプレッド換算で8.8銭未満)の下落で決済出来れば、
→収支はプラス
になることになります。
※スワップ金利はFX会社によって違う上に日々変動する可能性があります。
スワップ金利が一度に複数日分付く事で儲ける系話の基本はここにあります。
しかし、
通常時であればスワップ金利が付く時間の前後で8銭以上変動する事は稀(スワップ金利が付与する時間前後でスプレッドが開く事が多いとしても)ではありますが、ポジションを持つ時と決済する時に間隔が生まれる限りどうしても為替変動リスクは残ります。
※FX会社毎のスワップ金利が付く前後で取引出来ない時間に関しては↓↓記事を参照
>>>【2019年・夏時間用】主要FX取引会社『取引可能時間』徹底調査
そこで、
それを回避する方法として考えられるのが、FX会社間の両建てです。
今回調査した表から、スワップ金利が付く方法がFX会社によって4種類に分けられる事が分かります。
①1度に11日分付くFX会社
②3日分と8日分に分かれて付くFX会社
③通常の水曜日と同じく3日分付くFX会社
④1日分しか付かないFX会社
スプレッドがまだ開いてない状態で、①でロングして④でショートする。
そして、スワップ付与の時間を越えた後、スプレッドやレートの変動が落ち着いたところで、両方決済する。
この時の想定利益は、
[①の会社の11日分のスワップ金利]引く[④の会社の1日分のスワップ金利]引く[2社のスプレッド]
です。
想定利益は減りますが、両建てのうちショートするFX会社を②や③にしても問題ありません。
そして、ここから更に話を広げると、
豪ドル円に関しては、オーストラリアの祝日の影響で、ドル円とは別の日に11日分付く日が来るので、
>>>>豪ドルは別の日に11日分付く記事
豪ドル円で同様のスキームをやった後に、ドル円で再度同様のスキームを実行し、スワップ金利を22日分狙う。
また、ユーロドルの変則スワップ金利付与や米ドル円の②3日分と8日分に分かれて付くFX会社の8日分付く日など利用して、更に最大で30日分のスワップ金利が狙える・・・という話に繋がる事になります。
これ以上説明してもややこしくなるだけなので、このへんで。
■□■主要FX取引会社★GW絡みのスワップ金利の付き方比較★■□■
※ドル円基準
※上記曜日のポジションを持ち越した場合に翌営業日に付与されるポイント
※スプレッドの単位はドル円及びクロス円は銭、ドル円以外のドルストレートはpips
※スプレッドはキャンペーン実施期間が3週間以上に渡るものを掲載
※赤字は原則固定スプレッド(※例外あり含む)を表す
※黒字は随時変動スプレッドを表す
※ドル円は米ドル円の略