【FX突撃取材!】11月22日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2022年11月22日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■11月22日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
今週のイメージは、野球でいえばFRBの牽制球に刺された感じ。50bpの利上げ方向に向けて塁を離れたところに牽制球が飛んできてしまい、慌てて75bpの利上げの塁へ戻ったといった感じ。先週の17日(木)には米セントルイス連銀のブラード総裁、18日(金)には米ボストン地区連銀のコリンズ総裁と連発で発言があり、マーケットのショートがやめ切れなかった感じがする。発言の内容としては、75bp利上げの可能性も残るという内容だったため、それほど慌ててショートカバーしなくてもいいと思っていたところ、昨日21日(月)に140.50~140.60円を抜けてマーケットが売り上がってショートをさらに膨らませてしまい、140.80~140.90円で止まらずに141円台に向かって上昇し、損切りが出始めた。さらにその後142.25円付近の高値を付けたことで、大半のショートポジションは切れた気がする。現状、ここから142円台をぐいぐい買い上がるだけの強い材料もなく、再び150円を目指すという相場観ももうないので、基本、上方向のイメージはあまりない。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは138.00~142.25円。昨日21日(月)に出演した日経CNBCでは137.70~142.00と言っていたが、その日のうちに突破したため改めたい。しばらくはこのレンジを大きく逸脱せず、12月のFOMCに向けて、利上げが50bpか75bpかの思惑で上下に振れる展開となりそうだ。ただ、米国のPPIやCPIの悪い数字を見ると75bpにはならないのではないかという気はする。戦略については、大きな流れは買いだが、レンジの上方向では売り場探し、下方向では買い場探しでいいと思うが、いずれも40~50pipsで素早く利益確定したほうがよさそうだ。
<米ドル/円 日足チャート>
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