【FX突撃取材!】11月2日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2022年11月2日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月2日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
明日3日(木)日本時間未明に発表されるFOMC待ちのマーケット。Fedウォッチャーとして知られるニック・ティミラオス氏が「12月のFOMCで利上げ幅を鈍化させるかを11月FOMCで議論する」と発言したことを背景に、ドルは軟化していた。しかし、足もとのニック氏は「米経済は強いので最終的なターミナルレートはもっと高くなるかもしれない」とのタカ派コメントも出している。タカハトの判断が難しいため、FOMCに向けてはポジションリスクを落としていきたい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今回のFOMCでパウエルFRB議長が7月FOMCから言い続けている「ある時点で利上げペースを緩めることが適切」ということについて、議論が交わされた旨の発言が出てくれば、2022年を通して続いてきたドル高の流れが変わってくるかもしれない。マーケットもこのハト派シナリオを期待しており、ハト派発言に対しては都合よく解釈するだろう。しかし、一番新しいニック発言を正とするならは12月も75bp利上げとして、断固インフレと戦う姿勢を示すシナリオもある。また、結局は「データ次第」として12月の金利に対して方向感を示さないかもしれない。そうなると明後日4日(金)の米雇用統計、来週8日(火)の米中間選挙と重要イベントが立て続けに予定されているだけに長いヒゲをつけて終わる可能性もある。結果を待つしかないのだが、いずれにせよ大きな値動きになることは変わりなく、どちらにでも動けるように準備だけはしておきたい。明日3日(木)は文化の日で日本は祝日だが、FOMCで動いた後の第二波を取りに行けるかもしれないので東京時間にもチャンスを待ちたい。
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