【FX突撃取材!】6月19日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年6月19日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月19日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、下落通貨は円(-1.76%)のみとなり、その他の通貨は全て上昇。米ドル/円やクロス円が買われている。注目された米CPIなどの物価指標や米欧日の金融政策の発表を終え、再び円売りの流れが加速する。しかし、深層は昨年に比べやや異なる。円売りの受け皿は昨年のドルから欧州通貨に移る。英ポンド/円は2015年、ユーロ/円は2008年、スイスフラン/円が実に1981年以来の高値を更新、一段高の様相を呈す。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
こうした流れを後押しする1つの材料として、今週は22日(木)のスイス、英国、トルコの金融政策が注目材料だろう。スイスは実は年に4回しか金融政策の発表はなく、25bpまたは50bpの利上げは確定的。英国の物価の上昇は深刻で来年初頭には政策金利は6.0%に上昇すると予想されている。仮に英国で短期金利が6.0%になると英ポンド/円の1日のスワップは約3銭に達し、年間のスワップ総計は約11円となる。とてもショートポジションなど中長期で継続できまい。トルコは財務相と中銀総裁を刷新、大幅な利上げの期待がかかる。金利のつかない円は四面楚歌、今週も円売りは継続だろう。今週は米ドル/円で140.00~143.50円、ユーロ/米ドルで1.0850~1.1100ドル、ユーロ/円で154.00~158.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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