【FX突撃取材!】10月29日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2020年10月29日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■10月29日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は、昨日28日(水)の海外市場で104.11円前後まで下落して、9月21日以来の安値を付けた。フランスやドイツの都市封鎖(ロックダウン)を受けてリスク回避の動きが強まる中、ユーロ/円が約3カ月ぶりの安値となる122.19円前後まで下落した影響が強い。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
本日29日(木)は、欧州中銀(ECB)の金融政策発表が予定されており、ユーロが主役の相
場展開が続く公算が大きい(日銀も金融政策を発表するが市場の関心は薄く政策変更期待もない)。ECBは政策金利や量的緩和の規模を据え置くと見られているが、コロナ感染の再拡大で景気の先行きに懸念が生じているため、ラガルドECB総裁は12月の量的緩和拡大を示唆するとの期待が根強い。通常、中銀による追加緩和は通貨安要因だが、景気下押し懸念が強いユーロ圏ではECBの追加緩和が景気回復期待を高めると考えられる。このため、ラガルドECB総裁の緩和拡大示唆は欧州株の反発とともにユーロ高に作用する可能性があろう。反対に、量的緩和拡大の明確な示唆がなければ失望的にユーロが下落する可能性もある。いずれにしても、本日29日(木)21時45分のECB金融政策発表や22時30分からのラガルドECB総裁会見の前後にユーロは乱高下する公算が大きい。そうしたユーロ/円の荒っぽい動きが米ドル/円に波及するリスクにも留意しておきたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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