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【FX突撃取材!】5月19日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]
井口喜雄 FX戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年5月19日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■5月19日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

マーケットは引き続き各国の中央銀行がテーパリング(量的緩和策や金融資産の買い入れを減らしていくこと)をいつ開始するかに注目が集まっている。テーパリング開始が近いと言われている英国や欧州などの通貨が選好される一方、開始時期の見えてこないドルや円の上値は重い。そうした中、明日20日(木)未明は米FOMC議事録公表(4月27日・28日開催分)が予定されている。FRBはインフレを一時的なものと容認し、早期のテーパリングを否定しているが、マーケットでは米景気回復からテーパリングの議論は6月のFOMCで開始するのではとの声も根強く聞こえてくる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米FOMC議事録のメインシナリオはインフレ容認と早期テーパリング否定を確認することになるとは思うが、複数のFOMCメンバーから「テーパリングの議論を始めるべき」との文言があれば短期的にはドル上昇の展開があるだろう。どちらにせよ5月に入って膠着状態が続く米ドル/円の起爆剤となることを期待したい。一方、ユーロ/米ドルは欧米のテーパリングに対するコントラストがはっきりしており、上値を拡大している。高値を掴みたくない気持ちはあるが、強い上昇トレンドに乗れそうなところは狙っていきたい。チャートを見ると短期的には2月25日の高値1.2242ドルの攻防となり、ここを上抜ければ年初来高値の1.2349ドルまで上値目標を拡大させたい。

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