9月10日(火曜日)の為替相場の注目材料と指標ランク
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■今日の為替相場の注目材料と指標ランク■
→更新履歴:★【9月10日7時21分】「注目材料と指標ランク」の【表】の部分をアップ→★【8時21分】「詳細情報や相場観」の部分をアップ
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(【更新済み】→「続き」以降の部分とは2段階に分けて更新しています)
■□■前営業日までの為替相場の動向及び方向感■□■
■前営業日の金融市場の終値[NYクローズ時点](※毎日更新)
■前営業日=9月9日
・NYダウ工業株30種→15063.12 +140.62
・S&P500種→1671.71 +16.54
・ナスダック→2706.18 +46.17
・英FTSE100→6530.74 -16.59
・独DAX→8276.32 +0.65
・日経平均→14205.23 +344.42
(日経平均先物(終:15時15分)→14220 +370)
(日経平均先物[夜間取引](終:27時00分)→14280 +60)
・金→1386.70 +0.20
・原油→109.52 -1.01
・米10年国債→2.920 -0.020
・米長期国債利回り→0.750 -0.035
・ドル/円→99.6↑
・ユーロ/ドル→1.325↑
・ポンド/ドル→1.569↑
・ドル/スイス→0.932↑
・ユーロ/円→131.9↑
・ポンド/円→156.2↑
・スイス/円→106.8↑
・カナダ/円→95.9↑
・豪ドル/円→91.8↑
・NZドル/円→79.8↑
・ユーロ/ポンド→0.844→
・ユーロ/スイス→1.235→
・ポンド/スイス→1.463↓
・豪ドル/ドル→0.923↑
・豪ドル/NZドル→1.150↑
・ユーロ/豪ドル→1.436↑
・豪ドル/スイス→0.860→
※↓↑→は前営業日と比べての方向
■前営業日の傾向[ドル円及びユーロドルが主体](※毎日更新)
ドル円は、反発して、上昇
大きく円安方向に窓を空けて始まって一時100円乗せとなるも、その後はジリジリと売られる展開に。日本時間夕方及び欧州勢入りで、米・長期金利が低下してドル売りが強まる。NY市場でも、米国の長期金利の低下でのドル売りが優勢となり軒並み軟調推移に。しかし、シリア情勢への懸念が後退して米国の株式市場が大幅上昇したことで、リスク選好の円売りが強まり、ジリジリと戻して引けた。
ユーロドルは、続伸で、大きめに上昇
欧州市場で、米・長期金利の低下によるドル売りが優勢な展開で、ジリジリと上値を試す。NY市場で、シリア情勢への懸念が後退して米国の株式市場が大幅上昇したことで、リスク選好のユーロ買い・ドル売りが加速し、大幅上昇。NY午後は高値圏での揉み合いが続き、そのまま高値圏で引けた。
■直近の為替相場の傾向&方程式[ドル円及びユーロドルが主体](※9月9日朝時点)
※米・雇用統計明け及び2020年オリンピック開催地が東京に決定した影響を見極め中
■今週の為替相場の焦点
→【【先週の金融市場の終値】+【主要国・政策金利】9月6日クローズ】(※毎週土曜)
→【[9月9日~の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[9月9日~の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)
■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(極力客観的な視点)■□■(※毎日更新)
本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『シリア問題』、そして『米国の量的緩和早期縮小への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ議事録公表(8月7日・8日開催分)
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
・21時15分:加)住宅着工件数
への注目度が高い。
これら以外では、
・五十日要因
・米・オバマ大統領がシリア問題に関して米国民向けに演説を予定
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
・シリア問題
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・日本の金融政策への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
10日の五十日で、米・オバマ大統領がシリア問題に関して米国民向けに演説する予定。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週半ばまで、シリア情勢や米国の量的緩和早期縮小への思惑で、ドル円は大きく上昇&ユーロドルは大きく下落した。その後、木曜日のECB理事会結果発表明けでのドラギECB総裁の記者会見をキッカケにユーロ売りが加速し、金曜日の米・雇用統計の予想より悪い結果でドル売りが加速した。
今週の為替相場は、2020年のオリンピック開催地が東京に決定したことで、円安方向に大きく窓を開けてスタートした後は、米・長期金利の低下でのドル売りが強まった他、シリア問題で上下に振れている。
本日の為替相場は、引き続き、現在の為替相場の焦点であるシリア問題や米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑などに注意したい。
★本日発表の注目材料の詳細
※本日はなし
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)BOJ議事録公表(8月7日・8日開催分)
→内容次第。注目度は高いが反応は限定的か。
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
→発表での影響は大きい。中国の景気先行きや金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。
・21時15分:加)住宅着工件数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
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