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今週も先週に引き続き、edindinさんについてです。

⇒edindinさん(その1)｢草コイン｣の世界
⇒edindinさん(その2)｢草コイン｣の情報源
⇒edindinさん(その3)有望｢草コイン｣の見極め
⇒edindinさん(その4)10倍を狙う草コイン投資

■海外掲示板の新スレッドはすべて目を通す

「草コイン」と呼ばれる、知名度や時価総額が低位のコインへ投資するedindinさん。草コインについては日本語の情報も乏しいが、有望なコインをどう発掘するのだろうか。

「海外の掲示板や取引所を見ています。掲示板では『BitcoinTalk』ですね。新しいコインの開発者はここにスレッドを立てることが多いので、ここをチェックしていれば世界でどんなコインが生まれたのか、いち早く把握できるんです。そのため、新しいスレッドはすべて目を通すようにしています」


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■読むのも書き込むのもグーグル翻訳でOK

膨大なスレッドから目当ての情報を探すのは手間がかかりそうだが・・・。

「新しいコインの発表の場となるのは、『Announcements (Altcoins)』という板です。ここを見れば新コインの誕生をいち早く知れる。ここで新しいコインのアナウンスがあると通知してくれるツイッター（@ubiqannbot）もあるのでフォローしておくと便利です」

BitcoinTalkには日本語のスレッドもあるが過疎気味。英語がほとんどだ。

「書き込みは英語ですが、よく使われる単語は決まっていますし、グーグル翻訳を使えば大意は理解できる。開発者に質問するときもグーグル翻訳で英語に直して書き込めば理解してもらえます」

■「魔界」を超えた「地獄」のような取引所

誕生した直後のコインはまだ取引できない。投資の対象となるのは、取引所へ上場してからだ。

「多くの草コインを取り扱う『魔界』と呼ばれる取引所がいくつか存在します。『CRYPTOPIA』や『Coins Markets』ですね。中でも『Stocks.Exchange』は上場にかかる費用が安いためか、草コインがいち早く上場することが多い。魔界を超えた『地獄』のような取引所です」


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誰も見向きもしないような草コインであっても、edindinさんのようなマニアは存在する。そんなマニアが買って値上がりする前に、いち早く入手できるのが魔界や地獄と呼ばれる取引所になるわけだ。ただし、いずれも海外の取引所だし、セキュリティなどが万全である保証はない。利用にあたっては細心の注意が必要だ。

「BitcoinTalkでは気がつくことのできなかったコインが上場していることもあるので、CRYPTOPIAやStocks.Exchangeで新たに上場したコインは、すべて調べています」

草コインを調査する最初の手がかりとなるのは、海外掲示板と地獄のような取引所。ここで知ったコインの有望性をどう判断していくのか、次回聞いていこう。

edindinさん(その3)へ続く。

edindinさんのコラムは全4回となっています。
⇒edindinさん(その1)｢草コイン｣の世界
⇒edindinさん(その2)｢草コイン｣の情報源
⇒edindinさん(その3)有望｢草コイン｣の見極め
⇒edindinさん(その4)10倍を狙う草コイン投資

【プロフィール】
edindinさん
大手企業に勤務する現役会社員。2017年5月に仮想通貨への投資を開始。当初はリップルなどメジャーなアルトコインの取引を手がけるも、草コインの世界へ。海外の掲示板や取引所を利用し、埋もれた有望なコインを掘り当てるスタイルで2017年は資金を30倍に。ツイッター（@edindin_crypto）やブログ「社畜SE、仮想通貨を買う」での情報発信も活発。