某雑誌の企画でメキシコペソ円を大量に買っているトレーダーを取材した事をキッカケに始めた『メキシコペソ円を毎日買ってみた！』企画。
この記事は、開始して7ヶ月目の8月28日時点に執筆したものです。

前回までの記事はこちら(だいたい1ヶ月毎に記事を書いています)
>>>>メキシコペソ円を毎日買ってみた！【意外な上昇トレンド通貨、スワップ金利が高い(年利11％超え)、全取引履歴公開】
>>>>★続編★『メキシコペソ円を毎日買ってみた！』のその2
>>>>★3ヶ月目★『メキシコペソ円を毎日買ってみた！』のその3
>>>>★4ヶ月目★『メキシコペソ円を毎日買ってみた！』のその4
>>>>★5ヶ月目★『メキシコペソ円を毎日買ってみた！』のその5
>>>>★6ヶ月目★『メキシコペソ円を毎日買ってみた！』のその6

2024年2月1日から始めたメキシコペソのロング積み立て企画。
今回は7ヶ月目で8月28日時点の記事(7回目)。

開始からほぼ毎日購入していました。
基本、1日1万通貨ずつ。たまに、1万通貨を複数回。

500万円の証拠金で始めて、4ヶ月目の時点で、約33万円の確定利益に約21万円の含み益で、合わせて約55万円の利益がありました。

しかし、5ヶ月目で大きな変化が訪れました。
6月2日にメキシコで行われた選挙で与党連合が大勝したため、政局不安をキッカケに大きく売られはじめたのです。

メキシコペソ円はスワップ金利が高いので堪えようとも考えましたが、この企画のスタート時の資金である500万円を割り込む前に、一旦、全てのポジションを損切りしました。

ポジションを全て損切りした時点での口座残高は501万1,144円でした。
大きめの損切りをしましたが、500万円で始めたこの企画のトレードは、損切りした時点でも501万円超あり、トータル収支はプラスです。

そして、再開の機会を狙いながらも、6月3日に損切りしてから前回の7月24日の記事まで、1度もメキシコペソ円のポジションを持ちませんでした。

↑↑ここまでが前回の記事までの経緯です↑↑

その時、理由を2つ述べました
①トランプが大統領になる可能性が高まっている事
②日銀が利上げする可能性が高まっている事
①はメキシコペソが売られる可能性が高く、②は円高になる可能性が高くなりやすいと考えました。

結論を言うと、
前回の記事から、メキシコペソ円は大きく下げました。
一番大きなキッカケは②でも言及した日銀の利上げです。
その後、損切りした時のレートも、前回の安値をも大きく下回って、一時7.07円まで下げています。
それが、あの、8月5日の金融市場のクラッシュの日です。

8月5日の金融市場のクラッシュは、メキシコペソ円だけでなく、ドル円や他のクロス円、日本の株式市場も大きく下落しました。
この事に言及するとスペースが足りないので省きますが、取り敢えずクラッシュが起きたこの8月5日以降、一旦反発しても2番底が来ると言われつつも、ドル円が大きく反発する場面もありました。
その時には、一時7.07円まで下げたメキシコペソ円も、8.0円前後まで上昇したのです。

その前後に2回トレードしました。

その結果がこれです。
8月7日から8月14日のトレードで25,240円のプラスでしたが、8月16日～8月22日のトレードでマイナス33,100円、この間にスワップ金利が1,610円付いて、結果的に先月よりも口座残高が6,250円減っています。

メキシコペソ円のレートは、これらのトレードをやめた8月22日以降も下げて、8月5日のクラッシュで付けた安値(7.07円)をも試す勢いです。

実のところ、日銀が利上げを開始したことにより、ドル円のトレンドが上方向ではなくなったため、日本円絡みの通貨ペアであるメキシコペソ円の中長期での上昇も期待出来なくなりました。
その金利の高さ故に、ロングでのポジションを保持しながら利益を出すスタイルになりがちなメキシコペソ円のトレードは、今後、非常に難しいと考えています。

取り敢えずは、再開を狙いつつ、もう暫く様子を見る事にします。


一時期持っていた100万通貨超のポジション。
100万通貨と言えば大きい様に感じるかもしれませんが、メキシコペソ円のレートは7円台のため、1万通貨でも7万円のボリュームしかありません。
リアルにメキシコペソが100万通貨あっても、それは日本円で1000万円にもならないのです。
それを証拠金取引をしている為、拘束される資金は30万円ぐらいで、それに毎日スワップ金利が2000円以上付くことになります。
改めて考えると驚異的です。

『メキシコペソ円を毎日買ってみた！』企画を実行するに当たって、使用口座に選んだのは、セントラル短資ＦＸの口座でした。
なぜ、セントラル短資ＦＸかと言うと、まずスプレッドがFX業界最高レベルで狭い点。そしてスワップ金利が安定して高い上に、1000通貨から取引出来るからです。

メキシコペソ円の取引を復活させる際には、この口座でこの残高のまま再開します。

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※前編記事はこちら
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