【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】C絵筆さん(その4)年70%をめざす多通貨スワップ戦略

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今週は、C絵筆さんについて最終回です。
⇒C絵筆さん(その1)運用のプロがスワップ派になった理由
⇒C絵筆さん(その2)為替変動リスクを抑え、スワップをもらう
⇒C絵筆さん(その3)スワップをもらう多通貨ペアでリスクを抑える
⇒C絵筆さん(その4)年70%をめざす多通貨スワップ戦略
■ポートフォリオのメンテは月1回
他通貨スワップ戦略で運用を始めてから1年、C絵筆さんの実績はどうだったのか。
「元本100万円に対して、利益が170万円。当初は年利100%、100万円の利益になればという想定でしたが、為替差益が大きく上振れてくれました」
多通貨スワップ戦略で順調に利益を積み上げているC絵筆さん。しかし、足もとでは円安が一服し、日銀は利上げを進め、高金利通貨をとりまく環境は順風ではなさそうにも見える。
「円については買いと売りを組み合わせてほぼ相殺されているため、影響はほぼありません。ただ、GMOクリック証券のスワップが徐々に低下していますし、新興国の金利も低下しています」
しかしC絵筆さんは「撤退はしない」という。
■政策サイクルのズレを取る
「過去の研究論文でも、ポートフォリオを入れ替えることで、不安定な局面はあっても長期では稼げるとの報告が出ています」
中央銀行の政策のサイクルにはズレがある。メキシコの金利が下がっても、アメリカの金利が上がるかもしれないし、シャープレシオが高まるよう、定期的にポートフォリオを入れ替えていけば有効性は続く、との発想だ。
「今も月1回程度、ポートフォリオをメンテナンスするだけで年70%程度は狙えます。ただ、懸念はトルコリラ頼みの面がある、ということ。トルコリラの金利が下がれば全体のシャープレシオも落ちてしまいます」
■ドルリラのウィークトレード
トルコリラには、米ドルに対してゆるやかに価値を低下させていく、という傾向もある。
「おおよそ年20%のペースで減価しています。そのためトルコリラの期待リターンを計算するときには、その分を差し引いています」
減価の傾向を利用した短期トレードも行なっている。
「米ドル/トルコリラをショートするとスワップがもらえますが、チャートは右肩上がりなので為替差損が発生し、トータルで損をする可能性もある。ただ、米ドル/トルコリラは金曜日の朝に上がりやすい傾向があります。そのため月曜日に売って、上がりやすい金曜日の前に決済しておくと、為替差損を小さくしながら6日分のスワップを受け取れるんです」
もちろん月曜日から木曜日までに大きく上がればスワップ以上の損失となる可能性もあるが、過去の傾向ではプラスになりやすいという。

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「個人的にはレバレッジを高めにかけて毎週行なっています。同じような事を考える人が多いのか、FX会社側もスプレッドを広げたり、スワップを引き下げたりすることがある。口座選びは気をつけてください」
■年70%は期待できる
C絵筆さんは過去にインドルピーやブラジルレアルの取引を試したり、ローリスクで確実性の高いチャンスを常にうかがっている。
「でも主軸はあくまでも多通貨スワップ戦略。とくにFXへ費やせる時間が限られている人には、いい戦略だと思います。以前ほどの好環境ではないですが、今でも年利70%程度は狙えます」
他通貨スワップ戦略に興味のある人はC絵筆さんのブログで配られているExcelファイルを参考に!
C絵筆さんのコラムは全4回となっています。
⇒C絵筆さん(その1)運用のプロがスワップ派になった理由
⇒C絵筆さん(その2)為替変動リスクを抑え、スワップをもらう
⇒C絵筆さん(その3)スワップをもらう多通貨ペアでリスクを抑える
⇒C絵筆さん(その4)年70%をめざす多通貨スワップ戦略
【プロフィール】
C絵筆( @sujinikuchan )さん
投資家。金融機関のマーケット部門で長年の経験を積む。FX会社での勤務経験も。現在はお小遣い稼ぎの一環として、プロの現場で培った知見を持ち込んだ「多通貨スワップ戦略」を実践。リスクを低減させながらスワップ収益を最大化させる手法で、直近1年のパフォーマンスは170%。ブログでは多通貨スワップ戦略を実践するためのExcelシートを無料で配布中。