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今週も12/22(金)に引き続き、ジュンさんについてです。

⇒ジュンさん(その1)億トレのFX放送
⇒ジュンさん(その2)２pips狙いのスキャルピング
⇒ジュンさん(その3)｢準備｣はできているか？
⇒ジュンさん(その4)バイナリーオプション、仮想通貨へ

■初心者ほど「人よりも有利なこと」を心がけて

逆バリのスキャルピングをメインとするジュンさん。そのトレードスタイルは初心者がすぐに真似することの難しい職人技だが、トレード前の「準備」や考え方などはすぐにでも取り入れたいものばかりだ。

「FXは経験がありトレードが上手い人のほうが有利だし、資金力の大きな投資家のほうが有利です。スキルも資金もない初心者がFXで勝つためには、人よりも有利なことをせなあかんですよね」

いかに人よりも有利なことを行なうか――逆バリ主体のトレードスタイルも、この発想から生まれたものだ。

「リスクリワード（損失と利益の比率）よりも勝率を重視したためです。勝率が高いと、１トレードの取引量を増やしやすくなる。勝率重視で、取引量を大きくしたほうが資金を増やしやすいと思います、とくに資金が少ないうちは」

ジュンさんの利幅は数pipsと小さいが、そのかわり１トレードの取引量は100万通貨以上。小さな利幅を大きな取引量で補っていくスタイルだ。

「口座選びも同じです。勝てないうちはハイレバで取引できる海外口座を利用しがちですよね。でも海外口座はスプレッドが広い。勝ちにくい環境です。ハイレバばかりに目を向けていると不利な環境に身を置くことになってしまいます」

■トレード環境に最初から14万円の投資

「人よりも有利なこと」をするために、ジュンさんはFXを始めるときからトレード環境を整えていた。

「今はスマホで簡単にトレードできますが、それで勝てるほど甘い市場ではないですよね。自分は最初から3枚のモニターを用意し、トレード用のPCも買いました。合計14万円ほどの投資です」

スマホの小さな画面で１枚のチャートだけを見る初心者と、複数モニターで多くの通貨を監視しながらトレードする上級者、どちらが勝ちやすいかは明らかだろう。スキルも経験もないならトレード環境だけでも整えておこう――そう割り切った上での投資だった。

■8枚のチャートで相場を監視する

「今はモニターを6枚まで増やしました。トレードするのは主に米ドル/円と英ポンド/米ドル、英ポンド/円ですが、今、市場がどの通貨を中心にして動いているのかを知るには、ユーロやスイスなどの動きも見る必要があるからです」


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ジュンさん(その4)へ続く。

ジュンさんのコラムは全4回となっています。
⇒ジュンさん(その1)億トレのFX放送
⇒ジュンさん(その2)２pips狙いのスキャルピング
⇒ジュンさん(その3)｢準備｣はできているか？
⇒ジュンさん(その4)バイナリーオプション、仮想通貨へ

【プロフィール】
ジュンさん
専業トレーダー。2007年にFXを開始。勝てない時代に「FXトレードの常識」とされることを自身で検証しながら、トレードルールを確立させる。2014年に専業トレーダーとなり、16年には億超えを達成。取引スタイルはスキャルピングがメイン。バイナリーオプションやビットコインの取引も行なう。平日10時からニコニコ生放送でトレード配信を放送中。