【FX突撃取材!】11月29日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年11月29日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月29日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、円、スイスフラン、ユーロなどの中銀がマイナス金利を採用しており、資金調達通貨とされる通貨群が大きく買い戻されている。一方で、コロナ後の景気回復を主導した資源国通貨群である、NZドル、豪ドル、カナダドルの下落が目立つ。円が全ての通貨に対しパフォーマンスで勝り円独歩高、クロス円の売りが進行している。南アフリカで新変異株が発見されたことで、各国が渡航制限を発表、再び経済を冷やしかねないとの懸念から、金融市場はリスクオフの展開となっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円は年初来高値の115.52円から113.06円までの反落となった。22年末まで米国では一時3回弱の利上げを織り込んでいたが、足元で2回を割れている。この新変異株に関しては、まだ分からない点も多く、感謝祭の後で市場流動性が細るなかで値動きが加速した面は否めない。今週は、月末・月初ということもあり重要イベント盛り沢山だが、為替市場は一旦調整局面入りとみている。ドル高終了と判断するにはまだ早いが、ポジションは依然ドルロングに偏っており、ドルの戻りは一旦売りだろう。米ドル/円で112.00~115.00円、ユーロ/米ドルで1.1200~1.1450ドル、ユーロ/円で127.00~130.00円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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