【FX突撃取材!】9月14日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年9月14日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月14日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週は、米国株式市場、特にナスダックが高値波乱の様相から急反落。リスクオフの展開となるなか、米ドル/円は売られ、8日(火)には週安値105.87円までの下落となった。その後は、今週の自民党総裁選、FOMCなどを控え小動きとなった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、日本では菅新政権が誕生予定、ここまで菅氏はアベノミクスを継続と宣言していることから、大きな政策の軌道修正等はないだろう。安倍政権が誕生した2012年12月26日の金融市場の反応は、日経平均株価の引けが1万230.36(+150.24)円、米ドル/円が東京9時の85.03円からNY引けの85.63円まで上昇とご祝儀相場となっていた。菅氏は、日銀の黒田総裁の手腕も高く評価していることから、日銀との連携も継続、金融市場は菅新政権の誕生にポジティブに反応する可能性がある。ただ、アベノミクスは過去の政策であり、賞味期限は過ぎており、ポジティブな反応があっても一時的だろう。今週は明日15日(火)~16日(水)の米国ではFOMCが開催予定、ここでは改めてゼロ金利政策の長期化をアナウンスする可能性が高い。米ドル/円は上昇する場面もあるだろうが、こちらも長続きはしなさそうだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で105.30~107.00円、ユーロ/米ドルで1.1700~1.1980ドル、ユーロ/円で124.50~127.00円を予想している。
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