■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(客観的な視点)■□■(※毎日更新)

本日の為替相場の焦点は、『FOMC議事録公表明けでの各市場の反応』と『米ドルと日本円、ユーロの方向性』、そして『米国が感謝祭での連休入りとなる点』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
※本日→注目度の高い米国の経済指標の発表はない

米国以外では、
・06時30分：加)マックレムBOC総裁の発言
・18時00分：独)IFO景況指数
・20時00分：ト)TCMB政策金利＆声明発表
・21時30分：欧)ECB議事要旨公表(10月27日開催分)
・時間未定：南ア)SARB政策金利＆声明発表
に注目が集まる。

経済指標及び要人発言以外では、
・米国が祝日で休場(感謝祭、米国の金融市場は休場、翌日はブラックフライデーで米国の金融市場は短縮取引となり多くの企業や人が連休入りとなる)
・明日25日(金)→感謝祭翌日で米国の金融市場は短縮取引
・今週→ニュージーランド(23日)、トルコ(24日)、南アフリカ(24日)の金融政策の発表と欧州(25日)、米国(23日)の議事録の公表の予定あり
・米国は感謝祭絡みの連休入り(24日・木曜日→米国が感謝祭→米国の金融市場は休場、25日・金曜日→感謝祭翌日・ブラックフライデー→米国の金融市場は短縮取引、感謝祭翌日は国としての祝日ではないが多くの企業や人が連休入り)
・米国の国債利回りの動向
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の金融政策への思惑(11月2日に金融政策の発表を消化→11月23日に議事録の公表を予定)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は小粒)
・米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言に注目が集まる)
・米ドルと日本円、ユーロの方向性
・金融市場のリスク許容度
・中国のゼロコロナ政策
・米中関係
・日本による為替介入
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・バイデン米大統領の発言
・欧州の金融政策への思惑(10月27日に金融政策の発表を消化→11月25日に議事要旨の公表を予定)
・日本の金融政策への思惑(10月28日に金融政策の発表を消化)
・ウクライナ情勢(地政学リスク)
などが重要となる。

★★★

本日は、米国が祝日で休場(感謝祭、実質的に連休入り)で、トルコの金融政策の発表と南アフリカの金融政策の発表の他、ECB議事要旨の公表(10月27日開催分)が行われる。

本日の米国の経済指標は、注目度の高いものの発表はない。
一方、経済指標以外のイベントも、特に予定されていない。

また、明日・25日(金)は感謝祭翌日で米国の金融市場は短縮取引となる為、米国は本日から実質的な連休入りとなる。

今週の為替相場は、昨日のNY市場でFOMC議事録の公表を受けて、米ドル売りの流れが加速。ドル円は一時139円前半まで下落し、ユーロドルは1.04ちょうど付近まで上昇している。

本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向とFOMC議事録公表明けでの各市場の反応、米国の金融政策への思惑、米ドル・日本円・ユーロの方向性、米国が感謝祭で連休入りとなる点などが重要となる。
その他、米国のインフレ動向や金融市場のリスク許容度、日本による為替介入、原油と金を中心とした商品市場にも注意したい。

★本日発表の注目材料の詳細
※本日はなし
→今週後半の注目材料の詳細は水曜日・夕方の記事を参照

■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・21時30分：欧)ECB議事要旨公表(10月27日開催分)
→注目度は高いものの、反応は限定的か

※本日→注目度の高い米国の経済指標の発表はない
→FOMC議事録の公表を受けて、米ドル売り・米株買い
ただし思った程動かず
引き続き、次回FOMCに向けた流れがキモ
また、本日から米国が感謝祭で実質的に連休入り
▼11月
済4日雇用統計
済10日消費者物価指数
済15日生産者物価指数
済16日小売売上高
済23日FOMC議事録
・30日四半期GDP[改]、JOLTS求人
▼12月
・1日PCE物価、ISM製造業
・2日雇用統計
・5日ISM非製造業
・9日生産者物価指数
・13日消費者物価指数
・14日FOMC金融政策発表

★今週の為替相場の焦点など
→【[先週の金融市場の終値]+[主要国・政策金利]11月18日クローズ】(※毎週土曜)
→【[11月21日～の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[11月21日～の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)