【FX突撃取材!】4月22日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2024年4月22日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■4月22日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、中東情勢の緊迫化から永世中立国であるスイスフランが逃避通貨となり上昇の最上位(+0.43%)だった。一方で、下落の最上位は円(-0.89%)。しかし、焦点は定まらず、全体の動きはまちまちだった。米ドル/円の152円が決壊したことで少し動きやすくなるかと思われたが、5営業日連続で154円台の引け。舞台を少し上に移し、再び足踏み状態が続く。株式市場では年始までの買われすぎの反動、中東情勢の混迷もあり、調整が続く。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先週のG20後の会見で植田日銀総裁は「円安の影響が大きい場合、金融政策の変更もありうる」としている。マイナス金利を解除しても進む円安に、いらだちをみせる。今週は日銀が26日(金)に金融政策を発表するが、あくまで政策変更なしがメインシナリオ。しかし、追加利上げをしないまでも、国債買い入れ額の減額を発表すれば、これはQT(量的引き締め)。追加の金融引き締めであり、単純に為替市場では円買い要因。155円を前に思惑も交錯しており、いずれにしても、振れは大きくなりそうだ。しっかり、結果を見極めて動きたい。今週は米ドル/円で152.00~156.00円、ユーロ/米ドルで1.0550~1.0750ドル、ユーロ/円で162.00~167.00円とみている。
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