【FX突撃取材!】9月25日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年9月25日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月25日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週は主要国では米国、スイス、英国、日本の順に金融政策が発表され、この全てで政策変更が見送られた。スイスと英国の据え置きはややサプライズで、発表後、スイスフランとポンドは急落となった。米国と日本の据え置きは想定内。日本と世界との金融政策の格差は拡大したまま、再び円売りが続く。しかし、米ドル/円の1週間のレンジは1円22銭にとどまり、昨年の同時期のような強烈な円売りは鳴りをひそめる。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は9月末をむかえることで四半期末。日本では半期末をむかえることになり、特殊な資金フローの動きには要注意。明後日27日(水)はスポット末(大半の主要通貨では月内最終決済日)に該当することで、送金や決済のドル買い需要は相応に発生するとみておきたい。週明け(午前7時)の米ドル/円は148.30~35円付近でオープンと再び年初来高値を伺う水準で推移する。上述のように全般的な値動きは鈍っており、ドルなどの高金利の通貨を買い持ちにするキャリー・トレードには追い風の環境が続く。政府・日銀の円買い介入に注意しながらも、米ドル/円の押し目は引き続き買いだろう。今週は米ドル/円で147.00~150.00円、ユーロ/米ドルで1.0550~1.0750ドル、ユーロ/円で156.50~160.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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