【FX突撃取材!】8月28日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年8月28日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■8月28日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
中国景気の減速からオセアニア通貨の下落、景況感の悪化から欧州通貨の下げも続く。金融緩和の継続もあり円売りも続き、結果、先週もドルは主要通貨に対しほぼ全面高の展開で引けている。週末のジャクソンホール経済シンポジウムでは、パウエルFRB議長が金融引き締めの継続を示唆し、この流れを後押しした。米ドル/円もじんわり上昇、年初来高値146.63円まで上りつめている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
パウエル氏は金融引き締めの継続を宣言したが、これはあくまでこの先の経済指標などのデータ次第。つまり、物価指標であるCPIや雇用関連指標の結果の重みが一段と増す。今週は9月1日(金)に米国では8月の雇用統計が発表予定。雇用統計は経済指標のなかでは遅行指標であり、景気拡大末期のなかでは、結果は良くて半ば当然であり、市場予想と同じかこれを上回るのがメインシナリオだ。しかし、夏場の雇用統計は市場予想を下回る傾向があり下振れのリスクには警戒を要する。パウエル議長から金融引き締め継続が示されていることもあり、売り向かうわけにもいかず、米ドル/円の深い押しは依然買いだろう。今週は米ドル/円で145.00~148.50円、ユーロ/米ドルで1.0650~1.0900ドル、ユーロ/円で156.50~160.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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