【FX突撃取材!】6月12日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年6月12日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月12日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が上昇。ドルは全面安で終えている。豪州が2会合連続でサプライズの利上げを発表。カナダでも利上げの再開が決定され、市場のドル売りの流れを後押しする。円は上昇の下位(+0.41%)に位置しており、目立った動きはない。米ドル/円の先週のレンジはわずかに1円69銭。今週に控える多くのイベントを前に材料難の様相を呈す。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、米欧日の順で金融政策の発表が予定される中銀ウィーク。さらに米国ではCPIなどの物価指標の発表もあり、おそらく1つの相場観を維持するのは無理だろう。今週15日(木)日本時間未明にFOMCが終了するが、市場のコンセンサスは据え置き。しかし、この先の見通しを上方修正する等してバランスをとるだろう。同日夜のECB理事会は25bpの利上げが確定的。翌16日(金)の日銀金融政策決定会合は据え置きだろう。この結果通りなら緩やかな円売り継続。明日13日(火)の米5月のCPIは一段の鈍化を示すことだろう。これらは全て市場予想、外れれば大きな逆向きの力が働く。十分注意したい。今週は米ドル/円で137.00~141.50円、ユーロ/米ドルで1.0650~1.0850ドル、ユーロ/円で148.00~152.00円とみている。
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