【FX突撃取材!】6月5日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年6月5日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月5日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落だが、月末月初、米国の雇用統計などの経済指標の発表を終えたにもかかわらず、大きな動きはない。円は上昇通貨のなかでは中位(+0.46%)に位置、週間レンジも2円48銭にとどまり、方向感は乏しい。先週、米ドル/円は141円を伺うところまで上伸したものの力なく反落、やや材料難の様相を呈する。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
オプション市場が示す1週間の米ドル/円の変動率でみると、昨年3月以来の水準まで低下、小動きを示唆する。この先の日程をみると、来週は米欧日の順で金融政策の発表を控え、今週は橋渡しの週となりそうだ。コロナ後のグローバルの金融引き締めも最終章をむかえ、政策金利はNZでは5.50%、米国では5.25%(誘導目標の上限)まで到達した。こうした通貨群を中長期で売り建てるのは難しく、特に金利の低い対円では押し目買いに妙味がある。さらに市場の変動率が低下した局面では追い風で、引き続き、米ドル/円、クロス円ともに深押しは買いだろう。米国では債務上限法案が上下両院を通過、懸念材料は1つ消え、日経平均株価の堅調推移も援軍だろう。今週は米ドル/円で138.50~141.50円、ユーロ/米ドルで1.0600~1.0800ドル、ユーロ/円で148.50~151.50円とみている。
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