【FX突撃取材!】5月15日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
>>>竹内のりひろさんの有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】の詳細はこちら
それでは、2023年5月15日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月15日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が下落に転じドルは買い戻されている。円は下落のほぼ中位(-1.42%)に位置し、米ドル/円も週間では陽線で引けている。先週は中盤にかけて、米国で物価指標であるCPIやPPIが一段の鈍化を示しドル売りとなった。しかし、12日(金)の後半にかけてドルは大きく買い戻された。米ドル/円の週間の値幅はちょうど2円、レンジは縮小傾向となり材料難の様相を呈す。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先月末からの主要中銀の金融政策と重要経済指標の発表を終えたが、為替市場に大きな動きは発生していない。5月2週を終えた時点での昨年と今年の年初からの値動きを比較すると、2022年⇒17円88銭、2023年⇒10円68銭と今年は静かなままだ。米国が利上げの最終地点に到達したことで、昨年のテーマだった日米の金融政策の格差の拡大は終わった。昨年来の相場材料の1つを失ったことになり、材料不足の感は否めない。今週は19日(金)にパウエルFRB議長とバーナンキ元FRB議長の対談が予定されている、金融政策の議論に発展することは明らかなので注目している。相場は完全に材料難、レンジ取引を手掛けるつもりだ。今週は米ドル/円で134.00~137.00円、ユーロ/米ドルで1.0750~1.0950ドル、ユーロ/円で146.00~149.00円とみている。
(※節目となるテクニカルポイントについては有料メルマガにて随時配信中)
<米ドル/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/米ドル 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
>>>竹内のりひろさんの有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】の詳細はこちら