【FX突撃取材!】4月10日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年4月10日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■4月10日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、豪ドル以外の通貨は上昇して週を終えている。さえない米経済指標が続いたことから、ドル売りの余波が残る。円は上昇通貨のなかでは中位(+0.49%)にとどまる。米ドル/円の週間の値幅も3円11銭まで縮小、年始からの大きな動きにやや収束がみられる。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
日銀総裁を2期10年つとめた黒田氏が一昨日8日(土)に任期満了となり退任。週明けの本日10日(月)は植田新総裁のもと、新執行部が本格稼働、夕方には就任会見が予定されている。この会見では、金融政策の質疑が大半となり、この先の政策修正に関し何かヒントが得られるだろう。明後日12日(水)には米国で3月のCPIの発表が予定されているが、このところ、市場予想に収れんしており、為替市場ではあまり大きな動きとならない可能性もある。3月中旬以降の米国の地銀の経営破たんに端を発する混乱は、一旦収束をみせており、市場は落ち着きつつある。米ドル/円でいえば、市場の動きは130円の前半を中心とするレンジ取引に移行しつつあり、次の大きな材料待ち。レンジ取引を丁寧に仕掛ける予定だ。今週は米ドル/円で129.50~133.00円、ユーロ/米ドルで1.0800~1.1000ドル、ユーロ/円で142.00~146.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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