【FX突撃取材!】2月27日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年2月27日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■2月27日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、前週の流れを受け、全ての通貨が下落となりドルが全面高の展開となっている。円は下落の上位(-1.72%)だが、週間でのレンジは2円60銭にとどまり、昨年秋までの大変動には程遠い。先々週から相次ぐ米国の経済指標の上振れもあり、一段の金融引き締めや引き締めの長期化を織り込み、ドル買いが続く。衆議院での新日銀総裁候補の植田氏の所信聴取と質疑でも緩和継続の姿勢が示され、早急な日銀の政策修正が消えかけたことも円売りを後押しする。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
このところの米経済指標の結果を踏まえると、今週発表予定のISM指数などの結果は比較的良好な結果となる可能性が高い。日本では3月3日(金)に2月の東京都区部のCPI(消費者物価指数)の発表を控えるが、1月の結果に比べて、大幅低下が予想されている。仮にこの通りの結果となると、日本の金融正常化の時期の後退が意識されかねない。米ドル/円の先週末の引けは136円台。年初来高値を更新と基調は強い。あくまで経済指標の結果次第だが、米ドル/円は押し目買いに徹するつもりだ。今週は米ドル/円で134.50~138.50円、ユーロ/米ドルで1.0400~1.0650ドル、ユーロ/円で142.50~145.50円とみている。
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