【FX突撃取材!】12月5日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2022年12月5日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■12月5日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、ほぼ全ての通貨が上昇と年初から進んだ大幅ドル高の修正が続く。円は上昇率では最上位に位置(+3.50%)、1週間の値幅も6円26銭まで拡大とドル売りの受け皿となっている。先週1日(木)日本時間未明のパウエルFRB議長の講演がハト派の内容だったことが大きい。2日(金)の比較的良好な米雇用統計の結果でもドルの上値は限られ、急伸後に反落、かえってドルの上値の重さを印象つけてしまった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一昨日3日(土)よりFOMCメンバーは、金融政策への発言が禁止されるブラックアウト期間入りとなり、次回12月のFOMCまで追加の情報発信はない。先月、下振れたことでドル売りに拍車をかけた米国のCPIやPPIだが、今月の場合は、PPIが9日(金)に先に発表されることで注目が集まる。市場予想通り、おそらく順調に低下を示すとみられるが、ある程度の鈍化や低下は織り込まれている。そもそも、先月発表済みのPPIの発表直後の市場反応は下に行って来いだった。米ドル/円はここまで5日続落と、週明けも軟調推移を排除しないが、今週は緩やかに底入れのタイミングを待ちたい。米ドル/円で132.50~137.50円、ユーロ/米ドルで1.0400~1.0700ドル、ユーロ/円で140.00~144.00円とみている。
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