【FX突撃取材!】11月7日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2022年11月7日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月7日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
主要通貨の対ドル相場だが、この3週間ほど一部通貨では年初からのドル高の修正が進む。円の上昇率は週間では+0.58%にとどまったが、十字線をきざみながら3週連続上昇と米ドル/円の上値は切り下がる。ここまでの政府・日銀の円買い介入の総額は約9.1兆円。今年見込まれる日本の貿易赤字が約20兆円とすると、半分弱の円売りは吸収、一定程度円売りを食い止めたことにはなる。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先週の重要イベントであるFOMCや米雇用統計を通過しても、米ドル/円の戻りは鈍い。すでに今年は瞬間風速で年初来安値より38円48銭も上昇しており、確かに一服感は否めない。今週は10日(木)に米国では10月のCPIの発表を控えるが、インフレは長期化、下がりにくさは半ば既成事実化する。決め打ちは危険だが、ここからは市場予想を下回るネガティブサプライズが要注意とみる。先週は、米雇用統計の後に、FF(フェデラルファンド)金利が来年6月に5.26%まで上昇することを一時織り込んだ。余程CPIが上振れない限りここを超えるのは厳しいだろう。全般ドルは押し目買いから徐々に戻り売りに移行するとみる。週間レンジでは、米ドル/円で145.50~149.00円、ユーロ/米ドルで0.9750~1.0100ドル、ユーロ/円で144.50~147.50円とみている。
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