【FX突撃取材!】10月3日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2022年10月3日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月3日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の米ドル/円の値幅はわずかに1円62銭にとどまり、政府・日銀の為替介入への警戒感もあり円の下落幅は限られた。週明けの9月26日(月)の東京市場では、ポンドにフラッシュクラッシュが発生。週間の値幅は900pipsに迫る。市場の焦点が欧州通貨に移るなか、やや米ドル/円に方向感がでにくくなっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は月初でもあり、イベント多数。オセアニアの2中銀の金融政策の発表などもあるが、50bpの利上げはほぼ織り込まれ、イベントレスで通過する可能性も高い。先週は日本の財務省から9月の為替介入額が発表されているが、約2.8兆円と伝えられた。限られた介入原資を温存したことになる。この先に、米ドル/円が昨年来高値を更新した際などには、再介入の可能性が高まる。一方で、日本の貿易赤字の定着もあり、円売り需要は依然根強い。今週は7日(金)の米国の雇用統計が重要だが、雇用関連の指標は経済指標のなかでは遅行指標であり、景気が拡大するなかでは、半ば良くて当然。日々の材料をうまく消化するしかなく、短期的な立ち回りが重要となる週となりそうだ。週間レンジでは、米ドル/円で142.00~146.50円、ユーロ/米ドルで0.9600~1.0000ドル、ユーロ/円で138.50~143.50円とみている。
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