【FX突撃取材!】6月6日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2022年6月6日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月6日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落を振り返ると、円は下落通貨の最上位(-2.91%)に位置しており、それ以外の全ての通貨に対しパフォーマンスで劣る。結果、米ドル/円とクロス円が上昇している。一部地区連銀総裁から米国の9月利上げ休止の可能性が示唆されたが、ブレイナードFRB副議長により明確に否定されている。3日(金)の米雇用統計の良好な結果もあり、米ドル/円の上昇が加速、週間レンジは4円12銭まで拡大、131円台乗せが再び視野に入る。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円の上昇だが、この先の金融政策の見通しが一段とタカ派となりそうなカナダ、豪州、欧州の対円相場が大きく上昇している側面も大きい。特にカナダドル/円は2014年12月以来の一時104円台乗せ。ユーロ/円でも2015年6月以来の高値140円台乗せと騰勢を強める。今週、豪州では明日7日(火)、欧州では9日(木)に金融政策の発表を控えるが、タカ派の内容が予想されることから、クロス/円は堅調推移が続く可能性が高い。こうしたクロス円の上昇は、米ドル/円の一段の上昇には援軍で押し目買い方針に転じる。ボラティリティからの予想レンジは、米ドル/円で129.00~132.50円、ユーロ/米ドルで1.0600~1.0850ドル、ユーロ/円で138.50~142.50円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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