【FX突撃取材!】11月15日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年11月15日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月15日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、全ての通貨が下落となった。下落上位よりユーロ(-1.08%)、NZドル(-1.08%)、スイスフラン(-0.99%)、豪ドル(-0.93%)、カナダドル(-0.78%)、ポンド(-0.69%)、円(-0.46%)と続いた。先週の米国のCPI(消費者物価指数)の結果を受け、ドル買いが続く。ただ、円は下落最下位、全ての通貨にパフォーマンスで勝り、米ドル/円こそ上昇しているが、全てのクロス円は下落に転じている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
単刀直入に今週は材料難の週となりそうだ。こうしたなかで、台風の目となりそうなのが、18日(木)に発表されるトルコ中銀の政策金利の発表で、3会合続けての利下げが見込まれている。世界で進むコロナ後の金融緩和からの正常化だが、このトルコ中銀だけはインフレが加速するなか、独自の路線を歩む。エルドアントルコ大統領からの利下げ圧力に屈しているわけだか、ここまでトルコリラは対円、対ドルで史上最安値の更新を続ける。東京金融取引所の買い建玉も高水準で、市場流動性の乏しい時間に過去何度もトルコリラの急落は発生しており、注意を要する。主要通貨全般、モメンタムに欠け、引き続きレンジ取引を想定している。米ドル/円で113.00~115.00円、ユーロ/米ドルで1.1330~1.1500ドル、ユーロ/円で129.00~131.00円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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