【FX突撃取材!】3月22日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年3月22日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月22日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、上昇通貨は円とスイスフランのみだった。一方で、下落通貨では、ユーロ(-0.40%)、ポンド(-0.38%)、豪ドル(-0.30%)、カナダドル(-0.17%)、NZドル(-0.15%)と続いた。原油先物価格の急落から、資源国通貨に調整売りが入っている。米英日の中央銀行の金融政策の発表を終えたが、為替市場では明確な方向性をみいだせず、1週間を終えても、主要通貨全般、小動きが続いている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、明日23日(火)の25時00分、明後日24日(水)の23時00分より、パウエルFRB議長とイエレン財務長官が議会証言にのぞむ。大規模な経済対策と長期化する金融緩和から、景気回復を織り込んでインフレ懸念が台頭。長期金利の上昇が続くなか、2人の発言内容に注目が集まる。「完全雇用の達成まで」、「忍耐強く緩和を続ける」とのレトリックを繰り返すのだろう。引き続き、米金利の低下余地は乏しく、ドルの下値は限定的とみている。為替市場の短期的な方向性を決めるという点で、今週は多くのFRB幹部や地区連銀総裁の講演が予定されているが、先週、金融政策を発表していることもあり、あまり材料視されないだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.00~109.80円、ユーロ/米ドルで1.1800~1.2000ドル、ユーロ/円で128.30~130.50円を予想している。
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