【FX突撃取材!】11月9日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年11月9日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月9日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米大統領選を通過した先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、豪ドル(+3.30%)、NZドル(+2.40%)を筆頭に全ての通貨が上昇、ドル売りの流れが強まっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、明後日11日(水)~12日(木)の日程で、ポルトガルの保養地シントラでECBフォーラムが開催される。12日(木)、日本時間25時45分から、ラガルドECB総裁、パウエルFRB議長、ベイリーBOE総裁がパネルディスカッションにのぞむ。歴史を振り返ると、2017年6月、元ECBドラギ総裁はこの地で「デフレはリフレに変わった」と発言、以降のユーロ買いのラリーの起点となった。すでにECBは来月12月の理事会での追加緩和を示唆しており、このECBフォーラムからどのような情報発信があるか注目。さて、足元のドルの立ち位置を確認すると、巨額の財政出動から財政赤字が急拡大、貿易赤字も積み上がり、双子の赤字が増えつつある。さらに米国では実質ゼロ金利となり、通貨の魅力や信認は揺らいでいる。バイデン政権誕生となり、注目となるのは財務長官の人事だ。現FRBブレイナード理事が最有力だが、先週来のドル安、こうしたハト派の人事を一部織り込み始めている。年末に向け、ドル売りが一つのテーマとして浮上する可能性があり、ドルの戻りは売りとみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で102.00~104.50円、ユーロ/米ドルで1.1700~1.2000ドル、豪ドル/米ドルで0.7200~0.7400ドルを予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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<豪ドル/米ドル 日足チャート>
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