【FX突撃取材!】6月29日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年6月29日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月29日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
すでにソフトバンクグループ(SBG)は、資産圧縮の一環として、TモバイルUSに対する出資分の最大3分の2を約2.2兆円で売却と発表している。先週23日(火)、この円転(外貨売り、円買い)への思わくから、米ドル/円が急落、短期的なストップロスを巻き込み、週安値106.08円をつける場面があった。その後は回復、足元で107円超え水準で推移する。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
SBGが仮に円転するとして、相場はどの程度動くのか。2011年8月、日銀の約4.5兆円のドル買い、円売り介入で、米ドル/円は約3円弱押し上げられたことを考慮すると、2.2兆円のインパクトは精々1円と少しだろう。そもそも、円転が終わっている、円転を必要としない可能性も含めると、この先の影響は限りなく限定的とみる。今週は7月3日(金)が米国では独立記念日で休日(7月4日の独立記念日の振替)、雇用統計も2日(木)に前倒し発表予定。先月発表の5月分は、予想を上回るポジティブサプライズとなり、株価は急回復をみせた。今回の6月分も、大きな改善が予想されているが、予想から大きくブレる展開には注意したい。為替市場は早くも夏枯れ。以下のレンジ取引を軸としたい。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で106.00~108.00円、ユーロ/米ドルで1.1100~1.1300ドル、ユーロ/円で119.00~121.50円を予想している。
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