【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】kazukiORiさん(その2)千代田線で捨てたもの

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今週も先週に引き続き、kazukiORiさんについてです。
⇒kazukiORiさん(その1)「分スキャ」で稼いだ3.4億円
⇒kazukiORiさん(その2)千代田線で捨てたもの
■学んだのは水平線重視の分スキャ
会社の後輩から教わり、2年半の勝てない時代から脱したkazukiORi(カズキオリ)さん。月200万円を稼ぐまでになった。なにを身につけたのだろうか。
「このとき学んだスタイルは、5分足を横目にしながら1分足を見てトレードする分スキャでした。いちばん参考になったのは水平線の使い方と押し目の探し方です。どこが押し目になるかと、チャートをずっと見ていました」
今のトレードスタイルの原型が、ここで作られた。
「ただ、このときは逆行したときにナンピンしていく『ナンピンありき』のトレードでした。月に1回、2回は100万円負ける日がありながらも月間では200万円残る、そんな感じでトータルでは勝てていたのですが......。忘れもしない2016年11月、大敗しました」
■トランプラリーで1000万円の損切り
米大統領選挙が行われていた時期。劣勢が伝えられていたトランプ氏がサプライズ当選を果たした相場だ。
コンセンサスでは「トランプならドル安」だったのだが、当選後、米金利とともに米ドルが買われていく。後に「トランプラリー」と呼ばれる株高・ドル高だった。
「上がっていく米ドル/円に対して、ナンピンしながら逆張りショートを入れました。ナンピンするたびに持っていかれ、一度は下落して含み損がマイナス100万円まで戻す場面もありましたが、そこで切れずにいたら、また上がっていく――」
■千代田線で捨てたナンピン
「最後は朝の通勤途中、千代田線に乗っていて霞が関駅のあたりで耐えきれなくなり損切り。マイナス1000万円でした」
コツコツドカンでも利益を残してきたkazukiORiさんだったが、それまでとは1ケタ大きなドカンだった。
「あとにも先にも、これがマックスの損切りです。めちゃくちゃショックでした。ナンピンを封印したのはこのときです」
霞が関でナンピンを捨てたkazukiORiさんは今に至るトレードスタイルを確立していく。
■ナンピンからワンショット・ワンキルへ
「ナンピンしていたころは小ロットで入って、逆行したら連打してポジションを増やす、ナンピン前提のスタイルでした。回数にすると1日に何十回もエントリーしていました。今は『ワンショット・ワンキル』。シンプルに入っては出てと繰り返しています。エントリー回数は激減しました」
ナンピンありきだと勝率は高めやすい。ワンショット・ワンキルにしたことで勝率は低下したのだろうか。
「今がだいたい68%くらい。エントリーポイントも厳選するようになりましたし、利益確定も早くしたので、そこまで影響は出なかったと思います」
kazukiORiさん(その3)へ続く。
kazukiORiさんのコラムは全4回となっています。
⇒kazukiORiさん(その1)「分スキャ」で稼いだ3.4億円
⇒kazukiORiさん(その2)千代田線で捨てたもの
⇒kazukiORiさん(その3)9/18(金)公開予定!
⇒kazukiORiさん(その4)9/25(金)公開予定!
【プロフィール】
kazukiORi(@1Documentazione)さん
専業トレーダー。2012年、スイングトレードを入口にFXを始める。2018年、娘の誕生をきっかけに専業へ転向。エントリーから決済まで10分以内で終えるような「分スキャ」を得意とする。生涯収益は3億4500万円。