【FX突撃取材!】4月9日(金曜日)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
羊飼いも購読している有料メルマガ『トレード戦略指令』でお馴染み西原宏一さん!
その西原宏一さんに最新の相場観を聞いちゃおー!という企画です。
※取材は、毎週水曜日と金曜日に電話にて葉那子さんが実施
毎週、水曜日と金曜日の昼過ぎから夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので(※許可済み)、お楽しみに♪
それでは、2021年4月9日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
→【葉那子が西原さんに電話取材!】4月9日(金)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■□■4月9日(金)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
添付したのは、過去5日営業日の対ドルに対する主要通貨の騰落率。一方的に値を下げているのがポンド。ただ、他通貨はドルに対して値を上げており、ユーロや円はドル安に。結果、ポンドの独歩安となっており、ユーロ/英ポンドや英ポンド/円でポンドが値を崩している。このポンド安の要因は、下記の英国投資ファンドが、東芝に買収提案している件に関しての英ポンド/円の売りが出ているのではないかと噂されている。
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4月9日(金)の日経新聞報道によれば、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズが東芝買収を提案しており、買収額は2兆円超の見込み。あの東芝がたったの2兆円というのは、自分たちのような世代にとっては衝撃的。ただ若い世代にとっては原発事業が大失敗だった東芝ですよねという感覚なのだろうか。車谷暢昭社長は、2017年5月~2018年3月まで会長CVCの日本法人会長を務めており、いわば古巣からの提案ともいえる。「物言う株主」との対立が続く東芝の株式を非公開化した上で、企業統治体制を抜本的に見直し、経営判断を速めるのが狙いといわれている。
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<対ドルの主要通貨の騰落率> (出所:ブルームバーグ)
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■現在の為替相場の戦略やスタンス■
為替トレーダーにとってはこの総額2兆円の買収が為替へどの程度のインパクトがあるのか。シンプルにいえば、ポンド売り円買いだが大手ファンドであるCVCファンドの運用は基本的に「ドル」だろうから、米ドル/円になるのだろうか。この点は全く不透明。ただこの思惑もあり、今週の英ポンド/円は下落しているので真実がどうあれ、この動きに乗っていったほうが収益が上がるともいえる。個人的には調整局面での米ドル/円の下落は、米ドル/円の押し目買いのチャンスだと想定しているので、狙いはユーロ/英ポンド。本日9日は金曜日なので、多少の調整はあるのかもしれないが、ユーロ/英ポンドの押し目買い継続。
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<ユーロ/英ポンド 日足チャート>
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