【FX突撃取材!】12月4日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略

【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、X(旧Twitter)で有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2025年12月4日10時に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■12月4日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日3日(水)のNY市場では、米11月ADP全国雇用者数が予想に反して減少したことで、労働市場の軟化があらためて意識された。加えて、米11月ISM非製造業景況指数で仕入れ価格指数が低下し、インフレ再加速への懸念が和らいだ。
このため、FRBの利下げ観測が一段と高まったとしてドルが売られたが、対円では155円台を割り込むほどの勢いはなかった。
なお、ドルは豪ドルに対して0.6%下落、対ポンドでは1.0%下落したが、対円の下落率は0.4%だった。
財政懸念がくすぶるなど相応の弱みを抱える円は、ドル売りの対象通貨になりにくいようだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
本日4日(木)はNY市場で米11月チャレンジャー人員削減数と前週分の米新規失業保険申請件数が発表される。
これらが米労働市場の軟化を示せばドルは続落することになろう。
ただ、米金利先物の12月利下げの織り込みはすでに90%に達しており、もはや利下げの織り込み余地はほとんど残っていない。
それだけに短期的な米ドル/円の下値余地は限定的とみられ、一昨日1日(月)に付けた154.66円前後の水準は下値支持として機能しそうだ。
その反面、仮に反発しても156円に接近すれば上値が重くなるだろう。
<米ドル/円 4時間足チャート>

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