【FX突撃取材!】6月5日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略

【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、X(旧Twitter)で有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2025年6月5日10時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■6月5日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日4日(水)の米ドル/円は144円台から142円台へと反落。
米5月ADP雇用報告と同ISM非製造業景況指数がいずれも低調だったためドル売りが活発化した。
ADP雇用報告は民間雇用者の伸びが過去2年で最低の3.7万人にとどまった。ISM非製造業景況指数は昨年6月以来の49.9に落ち込み、活動拡大と縮小の分岐点である50.0を割り込んだ。構成指数では仕入価格が急上昇した一方で新規受注が急低下しており、トランプ関税の悪影響が強く滲む結果となった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円は本日5日(木)もトランプ関税を巡る不透明感を背景に上値の重い展開が続きそうだ。
もっとも、昨日4日(水)の指標悪化を受けた米長期金利の低下はやや行き過ぎで、金利とドルには若干の戻り余地があると考えている。
米5月ISM非製造業の仕入価格指数が示すようにトランプ関税は短期的に米国のインフレを押し上げる公算が大きいことから、労働市場が目に見えて軟化しない限りFRBの利下げ判断を遅らせる要因になるだろう。いずれにしても、FRBの利下げを巡る市場の見方は明日6日(金)の米雇用統計がカギとなる。
本日5日(木)の米ドル/円は下押ししても142円台前半まで、反発しても143円台半ばまでと見ている。
なお、本日5日(木)の注目イベントとしては、12時35分に結果が判明する本邦30年債入札、ECBの金融政策発表(21時15分)、米新規失業保険申請件数(21時30分)などが予定されている。
<米ドル/円 4時間足チャート>
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6月6日(金)21時30分の「米雇用統計」に向けてライブ配信!
12時からライブ配信を開始。経済ジャーナリストの田嶋智太郎氏のほか、外為どっとコム総研から神田調査部長、中村研究員が出演!
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