【FX突撃取材!】11月9日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、X(旧Twitter)で有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2023年11月9日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■11月9日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は、昨日8日(水)の海外市場で1週間ぶりの高値となる151.06円前後まで上値を伸ばした。なお、ユーロ/円が161.70円台に上伸して15年ぶりの高値を更新するなど円は主要通貨に対して幅広く下落した。米長期金利は低下したが、市場はこれを債券市場が落ち着きを取り戻したと受け止めて、むしろ円売り材料にしているようだ。足元の米ドル/円は、米長期金利が上昇すればドル買い、低下すれば円売りという「いいとこ取り」の動きで上昇中。目先的に円を買う材料は政府・日銀による円買い介入もしくは円買い介入への警戒感(が著しく高まる)くらいしかないと見ているのだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
本日9日(木)は日銀の植田総裁が英FT紙主催のイベントでインタビューに応じる予定。また、パウエルFRB議長は国際通貨基金(IMF)の討論会に参加する。日米中銀の政策スタンスに当面変化はないとの見方が強まれば、ドル高・円安の流れが継続しそうだ。ただ、10月に付けた年初来高値の151.71円前後に迫れば、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感も高まると見られ、不意に下落するなどの神経質な値動きを示現する場面も増えそうだ。
<米ドル/円 日足チャート>
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