【FX突撃取材!】7月14日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2022年7月14日10時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■7月14日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日13日(水)発表された米6月CPIが前年比+9.1%と約41年ぶりの高い伸びとなったことでFOMCが来週26日(火)、27日(水)の会合で100bp(1.00%)の利上げに動くとの観測が浮上している。カナダ中銀(BOC)が予想を上回る100bpの利上げを決めたこともFOMCの大幅利上げ観測を高めたようだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
本日14日(木)もドル買いの流れが続いており、米ドル/円は仲値公示のタイミングで138.00円目前まで続伸している。このまま138円台に乗せる可能性が高まったと言えそうだ。ただ、気になるのは米債市場で長短金利が逆転している点だろう。利上げ期待の高まりで米2年債利回りは3.2%付近まで上昇した一方、大幅利上げが米国の景気悪化を招くとの見方から米10年債利回りは2.9%台へと低下。いわゆる「逆イールド」の幅は2000年以来の水準となる20bp超に拡大している。「逆イールド」は利上げ期待より景気悪化懸念のほうが強い事を示していると考えられる。景気悪化懸念で主要国の株価が大きく崩れるようなら米ドル/円は136円台に反落する可能性もある。いずれにせよ、米利上げ期待と米景気後退懸念の綱引きで高値波乱の展開になりやすい点には注意が必要だろう。
<米ドル/円 日足チャート>
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