【FX突撃取材!】12月2日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略

FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにX(旧Twitter)で公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているX(旧Twitter)アカウントかも(X※旧Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2025年12月2日12時半時点に小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■12月2日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日1日(月)の植田日銀総裁の発言で今月12月の利上げはほぼ既定路線となった。しかしマーケットはこれを織り込んだため、日銀の利上げだけでは円高方向の要因としてはやや弱いかもしれない。
先々週、片山財務相が介入のキーワードとなる「断固」という言葉を使ったため、米ドル/円の上値が非常に重くなったことは事実だ。
よって、ショートカバーで上がったとしても、158円を突破する力はおそらくないだろう。
米国の12月の利下げもマーケットでは織り込み済みとなっているが、そのカギを握るパウエルFRB議長の任期が来年2026年の5月まで。もし後任がハセット氏だとすれば大幅利下げをやりそうなので、ドルは来年、結構売られる可能性が高いと見ている。
いつもは植田日銀総裁発言の後円安に行くことが多いのだが、今回は円高方向に行った。「今回利上げをしたとしてもまだ金融緩和的だ」というニュアンスの発言内容があり、今後の利上げの道筋を話したことになるので、マーケットとしては今回で打ち止めという雰囲気ではなくなった。これが余計円買いになった要因だと考えている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは、154.45~158.00円。
もみ合いつつも、年末、もしくは来年にかけて円高かと思っている。
戦略としては基本米ドル/円の戻り売りから入りたいと思っており、156円台後半から157円台前半にかけて売り場探しをしたい。
<米ドル/円 日足チャート>

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