【FX突撃取材!】9月3日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにX(旧Twitter)で公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているX(旧Twitter)アカウントかも(X※旧Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2024年9月3日12時半に小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■9月3日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は、かなりショートカバーが入り、持ち上がった相場だ。
先週8月26日(月)~28日(水)の3日間143円台を攻めに行ってショートが溜まり、大したショートカバーの材料でもないPCEで30日(金)に146円台まで上昇してしまい、本日9月3日(火)は147.21円付近の高値をつけている。
ストップ絡みの値動きではあるが、ドルがだいぶ強く見えてしまいそうだ。しかし、戦略としては引きつけて売り場探しでいいと考えている。
実際、日米の金利を考えると、少なくとも日本の金利に関しては上昇方向であることは明らかである一方、米国に関しては9月は25bpかもしれないが、以降も年内あと2回の利下げで、合計100bpの利下げが織り込まれている。来年2025年の6月か7月までに25bpの利下げが4回で、現状から考えるとトータルで200bpの利下げになるだろう。
日本は来年3月までにあと1回25bp上がると考えているので、日米の金利差は相当縮まる見込み。
それを考えると来年の夏には、米ドル/円は135円くらいでないとおかしいという気がしている。ただ、とりあえずは金利差に関しては、現状はまだあるので、円キャリートレードが再開されるとは思っていないが、流れから言ったら基本は戻り売りでいいだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは、144.50~148.00円。
予想上値の148.00円は日足のチャートを見ても、何度も上値が抑えられたポイントのため、非常に重いレベルだ。よって予想上値として想定。
一方下値レベルも何度か跳ね返してきたポイントのため想定。
戦略としては、引きつけて売り場探しをしたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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