【FX突撃取材!】5月28日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにX(旧Twitter)で公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているX(旧Twitter)アカウントかも(X※旧Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2024年5月28日12時半に小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■5月28日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
今週の米ドル/円は、介入警戒とファンダメンタルの買いがぶつかる、もみ合い相場だと考えている。基本的には155円がサポートと考えており、経済指標等の数字がよほど悪くない限り、155円割れはないと思っている。注視が必要なのは上値サイドで、158円を抜けるとすぐに160円台なので、以前上値を抑えられた158円で当局が再びドル売り介入を行なうのではないかと思っている。160.16円付近の直近高値をつけた以降、ドル売り介入を仕掛けた後の戻り高値が157.99円付近だったからだ。また、イエレン米財務長官から「介入は稀であるべき」と度々釘を刺されているが、日本は自国経済に対して円安が物価水準を押し上げているという認識は持っているので、物価上昇を食い止めるということで、介入に踏み切ることは問題ないのではないか。しかしながら実際にドルが大きく下落していくのは、介入ではなく米金利が下がり始めたときだろう。現状米国の利下げは9月予定だが個人的には年内に2回かと思っている。一方、日本の円金利が上がり始めるのはいつか不明だが、国債買い入れの減額だけではなく、実際に利上げに舵を切らないといけないと思う。昨日27日(月)内田日銀副総裁が、「デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉が視野に入った」との見解を示したが、この発言は利上げに対する地ならしで、円買い要因となるだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは、155.00~158.00円。戦略的には押し目買い。具体的には155円台で買って、利食いは157円台。前述したとおり158円レベルは意識しておいた方がいいので157円台のうちに一度、利食いをしておいた方が良さそうだ。
<米ドル/円 日足チャート>
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