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【FX突撃取材!】12月6日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]
小林芳彦 FX戦略

FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪



それでは、 2022年12月6日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。

■□■12月6日(火)小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略


現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は先週2日(金)の雇用統計直後、数字が良かったため136円手前まで瞬間的に上昇した。しかしその後すぐに崩れて大きく下げ、長期金利も低下。この時、12月の米利上げは50bpだと確信した。マーケットとしては、インフレのピークアウトと認識し、予想レンジの下を広げた。ところが、昨日5日(月)のISM非製造業景況指数が非常に強い結果だったことから、再び上昇の流れとなっており、損切りさせられている人が多くいる。よって未だ気迷い気分というか、利上げ幅がまだよくわからず、インフレを沈静化しているのかマーケットがもう少し様子を見たいというムードが広がってしまった。昨日5日(月)の日経CNBC出演の際、「既定路線で50bpの利上げだろう」と言ってしまったのだが、既定路線ではなかったようで勇み足だった。今回の利上げ幅が50bpなのか75bpなのかという問題はあるが、年明けにももう1~2回程度の利上げがありそうな雰囲気は残っている。いずれにせよファーストクオーター(第1四半期)で利上げは打ち止めになると考えている。そこからは米景気停滞が鮮明になってくるにつれて金利の下落余地が広がり、実際の利下げは来年2023年の後半や最後のほうだという気がしている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは132.60~137.60円。予想下値は今週初めに設定した通り132円台のままで行こうと思うが、今となってはそこまでは下がらないかもしれないと感じている。ただ、下方向の視野を広げるのをやめたとはいえ、どんどん買い上がっていく感じでもなさそうだ。よって、戦略的には引き付けて売り場探しでいいのではないだろうか。また、急落はまだなさそうなので、133円台や134円台では、しっかりショートの買い戻しをしておいたほうがいいだろう。

<米ドル/円 日足チャート>
米ドル/円日足

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