【FX突撃取材!】8月30日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2022年8月30日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■8月30日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言は、予想以上にタカ派だったという印象。米国はインフレが止まらないため、ここからマーケットの予想以上に大幅な利上げ(回数も含め)を継続していきそうなスタンスで、それに対しマーケットが強く反応した格好。株が1000ドル以上下落したことに対してもFRBは「株式市場の下落はFRBがインフレ対策に真剣に取り組んでいるというメッセージを投資家が受け取ったことを示している」と発言しており、マーケットは正しい捉え方をしているといったところだ。CMEのFedWatch(政策金利操作に関する確率を分析するツール)では、9月と11月連動で、2回のFOMCで1.5%の利上げ予想というのは、ジャクソンホール前までは0%だった。つまりそれを予想する人はいなかったわけだ。しかし、ジャクソンホール後には54.9%まで跳ね上がった。これは9月も0.75%の利上げを実施するが、11月も0.75%上げるという見方が半数以上になったということ。それほどFRBの利上げに対する積極的な姿勢を感じたからこそ、長期金利や米ドル/円が上がったのだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは、135.00~140.00円。これは一昨日28日(日)の夜中に考えたもの。昨日29日(月)早朝の安値は137.37円付近だったが、そこから昨日29日(月)のうちに139円ちょうど付近まで吹き上がった。そのため予想レンジ上限まであと1円程度しかないが、140円というのはかなり大きな節目であるため、そう簡単には突破しないのではないかと思っている。下は135円や136円にはもう戻らないかもしれないが、戦略的には米ドル/円の上昇が続くと見て押し目買い。具体的には136円台後半から137円台ミドルで押し目を買って、前回高値である139.39円付近などを意識しつつ、139円台で利食いをする買い回転で臨みたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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